鬼の面に藁の衣装で片手に出刃包丁を持ち、民家を訪れると言われる「なまはげ」
いきなり「怠け者はいねがー!」の声に、泣き出す子供もいるくらいの迫力ですが、実はなまはげはご利益のある、ありがたい存在なのです。
今回は秋田の歴史ある伝統行事、なまはげのお話です。
なまはげとはどんな行事なのか

なまはげ行事が行われることや、なまはげのご利益についてまとめてみました。
行事の歴史

なまはげとは、秋田県を中心として行われている伝統行事です。
鬼の面と藁に身をまとい、出刃包丁を片手に民家を周るという儀式で、怠け癖や厄を払う行事で古くからの歴史があります。
片手に持つ包丁は火斑という、怠けて炉端のそばにずっといるとできてしまう赤いまだらを落とすものと言われています。
なまはげの衣装

なまはげの衣装とされるワラは「ゲテ」と言われており、ここから落ちたワラの端は神聖なものとされています。
昔から、このワラを集めておくと魔除けになったり、縁起が良いと言われています。
しかし無理やり引っ張って手にしたワラには意味がなく、偶然落ちたものにだけご利益があるとされています。
なまはげ行事の裏側

行事のためのなまはげ役は、基本的にボランティアで有志が行うようです。
ボランティアといっても、地域の方からねぎらいがあったりはするそうです。
また街の人からのカンパにより、お面や衣装の手入れなども行えているようです。
なまはげ役は引退後、その息子が跡を継ぐということもあるそうです。
なまはげ役をするのに特に必要な条件などはないようで、やり方を知らなくても会長さんから教わることで、すぐ上達するそうです。
なまはげに会えるお祭り

なまはげに実際に会えるお祭りとして、なまはげ柴灯まつりというのがあります。
どんなお祭りなのか、解説していきます。
なまはげ柴灯まつりで行事を楽しむ

なまはげ柴灯まつりは、真山神社で行われている柴灯祭となまはげをかけあせた伝統行事として行われるお祭りです。
昭和39年から始まり、参道入口の石段にて面をさずかる儀式から始まる、本格なまはげ行事となっています。
なまはげ太鼓やなまはげ踊りなど、迫力満点の行事となっており、なまはげ文化の凄さをしっかりと堪能することができます。
なまはげ柴灯まつりの見どころ

なかでも、なまはげ行事の再現は現在では貴重なものかと思われます。
大昔、集落の青年によって始まったとされる、なまはげ行事。
この「男鹿のナマハゲ」は1978 年、国重要無形民俗文化財にも指定された、価値ある行事とされています。
男鹿でなまはげになることも

なまはげ行事を実際に見て、少し興味がある方であれば是非ともなまはげ体験をしてみることをお勧めします。
男鹿半島の中央付近には「なまはげ館」なるものが設立されており、ここには無数のなまはげが展示されていると言われます。
そこには、なんとなまはげを学べるコンテンツなども公開されており、実際になまはげの衣装を着てみることもできるのです。
とても楽しく、歴史的で貴重な体験ができるのですね。
まとめ

では、今回のまとめに入りましょう。
- なまはげは秋田・男鹿の伝統行事
- なまはげ行事は厄除けや怠け癖を払う効果がある
- なまはげ柴灯まつりでは、なまはげ文化を堪能できる
- なまはげ館で、なまはげを疑似体験することもできる。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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